通学?合宿?運転免許取得方法を比較してみた

運転免許の取得方法

運転免許の取得方法は大きく分けて2種類あります。

1つ目は、通学や合宿で自動車教習所に行って取得する方法。
2つ目は、自分で勉強して直接試験を受ける方法。

ただ、車の免許を持っていない人が独学で勉強して取得するのは現実的ではないので、自動車教習所に通う方法が一般的です。
自動車教習所に通う場合も、好きなタイミングで通う通学型と、一定期間で集中して取得を目指す合宿型があります。

それぞれの免許取得までの流れと費用の違いも知っておくと、自分に合った方法を賢く選択できますよ。

通学と合宿の違い

教習所に通学する場合

講習の予約を入れて教習所に行くという流れを繰り返します。
教習には学科と技能があり、その中でもさらに第一段階と第二段階という区別があります。

第一段階では、学科教習で主に運転に関するマナーなどを学び、技能は教習所内にあるコースで1対1のマンツーマンで指導を受けます。
第一段階の学科は10時限、技能はATで12時限、MTで15時限となっています。
この第一段階をクリアして、仮免許試験を受けて合格すれば、次の第二段階に進むことができるのです。

第二段階では、学科で安全運転に関する知識や応急処置について学びます。
技能は実際の公道で運転をし、学科で学んだ知識や教官からの指導を基に現場での運転スキルを身につけていきます。
この第二段階をクリアし、卒業検定に合格したら免許センターで学科試験を受け、合格すれば見事免許を取得できるという流れです。

合宿免許の場合

合宿免許も教習の時間は決められているので、普通の教習所と内容は同じです。
合宿しながら教習を受けるので、免許取得までにかかる期間は短くなります。
まとまった期間を免許取得のために空けられて、一気に取得してしまいたい場合にとても便利です。
学生が長期休暇などの間に利用することが多いようですが、社会人でも問題なく利用できます。

費用の違い

通学と合宿の場合では、合宿取得の方が費用は安く済むことが多いです。
なぜ合宿免許の方が費用を安くできるのかというと、教習所側がスケジュールを決めておけるので人件費等の無駄が減らせるということが大きな理由でもあります。

費用の他にも、合宿免許と通学免許では卒業までの期間やスケジュールの自由度などが異なるので、自分に合っているのはどちらの方法なのかをよく考える必要があるでしょう。
学生の頃はスケジュールの都合も付けやすいですが、社会人になった後や子供が生まれた後だと合宿型は都合を合わせにくいこともあります。

とはいうものの、合宿免許はオフシーズンなどに割引を行っていたりするので、そういった期間を狙っていくといいですよ。